遊び慣れている方は当然のごとくご存じでしょうが、ちょっとまとめときます。
風俗店は大きく3つに分けられると思います。
ソープ、ヘルス、そしてソフトサービスです。
これは私が勝手に分類してるだけです(笑)。
ソープはまさに風俗の王様ですね。
なぜかと言うと、法律では禁止されているはずですが、暗黙の了解で「本番」があるからです。最後までできる、つまりセックスそのものですね。
日本は名目上は法治国家ですが、究極的には人治国家ですね。明らかに違反だと誰もが知っていながらもそれが存在し続ける不思議。つぶそうと決められたときにつぶされるんです。
話がそれました。よくあります。
ヘルスは本番なしのセックスができます。
セックスが何たるかは人によって違うと思いますが、ここでいうヘルスサービスとはディープキスから始まってフェラチオやクンニや指入れに至るまで、とにかく男性器を女性器に入れる行為以外は全てできるサービスですね。細かくいえば、何ができるかできないかは各風俗店のシステムにもよります。
これは日本独自の文化です。海外にはヘルスなんぞありません。みんな本番ばっかです。やはり日本の曖昧な国民性が生み出した、大げさに表現するなら世界にただ一つの文化ともいえるかもしれません。
素股という技術は日本にしか存在しません。
もうひとつはソフトサービスです。
これは手コキ、セクキャバ、ピンサロなどですね。いわゆるおっパブはおっぱいのお触りができるセクキャバですし、ピンサロはもちろんフェラや指入れができるサロンですし、エロエステもソフトなサービスに分類できると思います。
で。
ヘルスも大きく3つに分けられます。
箱ヘル、ホテヘル、デリヘルですね。
箱ヘルというのは、ひとつの不動産の中に受付と待合所とプレイルームが混在しているお店です。お金を払ったら部屋に案内され、その部屋の中で事に及んでいただくシステムです。いちばん歴史が古いヘルスですね。
ホテヘルはホテルヘルスの略語です。受付所の近くに必ずラブホテルがあるのが特徴です。受付を済ませたら近くのラブホテルに入ってプレイをしていただくわけです。したがって、ホテル代が別途かかります。
大阪が発祥の地だといわれています。
デリヘルはデリバリーヘルスです。これは読んで字のごとく、女性を車でデリバリーします、というお店です。受付所はありません。全て電話もしくはメールでの受付になります。ラブホテルのお部屋もしくは自宅へでも女性をお届けしてくれるという非常に便利なお店ですね。
変化型としては、待ち合わせ型デリヘルがあります。これは駅やホテルの近くで女性と待ち合わせをしてもらい、近くにあるホテルなり自宅なりにしけこんでいただくシステムです。車やドライバーが不要でコストも抑えられるため、最近増えてきているようですね。
一昔前、つまりネットが浸透し始める前までは、ソープと箱ヘルの天下でした。地域差もあったようですが、少なくとも今よりはかなり景気が良かったようです。現在の2倍か3倍くらいは忙しかったお店も多いという話です。
ネットという情報収集ツールもなかった時代です。写真見学のためだけに風俗街を走り回る姿も良く見られていました。
ネットが普及したおかげで、そして風営法が変わったため、比較的簡単にデリヘル起業もできるようになりました。ソープや箱ヘルに囲いこまれていた顧客たちは必然的にホテヘルやデリヘルに流れて行きます。
さらに、以前は存在しえなかったマニア店も増えてきました。これが自然な流れだと思います。
ウェブの世界は個人が主役になりやすい場です。不特定の莫大な人数の相手に情報発信できたのは大手のメディアや金を持っている企業だけだった時代は終わりました。個人で大勢に情報発信できる世の中になってしまった以上、一人一人の個性が浮き彫りになってゆく流れはますます加速されてゆくでしょう。
マニアやフェチの声が高まるにつれ、彼らのニーズを満たそうとする者もどんどん増えてゆくはずです。それを先駆けてとりいれた、究極のモデルが
オーダーメードだと考えています。